ひろ文
清流・貴船川沿いにある、老舗旅館「ひろ文」。ここは京の奥座敷・貴船の情緒を醸しだしている。夏場には目の前に広がるロケーションに川床が作られ、川のせせらぎを聞きながら流しそうめんを味わえる(17時まで、雨天中止)。また、料理も素晴らしく四季折々の会席コース料理(8500円〜)を堪能できる。
北山通
京都市街地北部の東西幹線路。それぞれ個性的なデザインや内容を持つ店が広い駐車場を備えて郊外型レストラン街を形成している。現代建築ストリートという異名を取るほどのファッションビルの宝庫で個性的なフォルムが立ち並び、そのデザインを競い合っている。
料理旅館 貴船仲よし
貴船神社のあたりから建ち並ぶ京料亭と、床を敷いた貴船川の風景が昭和初期を彷彿とさせる。伝統ある仲よしで味わえるのは、貴船の山と川の天然食材をたっぷり使った本格会席料理。貴船川上流で捕れた天然鮎の淡泊な旨味、鯉のコリコリとした食感、朝摘んだ山菜の天ぷらなどを川のせせらぎと共に堪能しよう。
くらま辻井
鞍馬の名物、佃煮の専門店で『山椒の木の芽煮』の老舗。特におすすめは生麸の原材料となるグルテンを京佃煮風に山椒の実と煮た精進佃煮『雲珠桜(うずざくら)』。しっかりした食感とコクのある味わいはまるで肉そぼろのよう。珍しいのでお土産にピッタリ。贈り物用に全国どこでも発送してくれるのも嬉しい。
花背の里
鞍馬寺からさらに街道を北へ行き、蛇行する峠を越えると“クラフト村”と呼ばれる花背の里。ここには陶器、ガラス細工、和紙工芸などクラフト作家が移り住み、創作に日々情熱を燃やしている。
石川丈山墓
丈山の友人、野間三竹の撰文で、丈山が生前に建てたもの。
大原陵
承久の乱を起こした後鳥羽・順徳天皇の御陵。
門前茶屋
緑を眺めながら食事や宿泊ができる料理旅館。料理にはご主人自らが釣った魚や、ひとつひとつ手で摘んだ山菜などがふんだんに使われている。市場も遠く、山深い花背の里でご主人が奔走して手に入れた山川の幸を味わう。これこそ本当の意味のご馳走と言える。7月〜8月は川床でゆっくり食事ができる。
栃喜久
会席仕立ての料理が楽しめる料理旅館・栃喜久。98年秋に全館リニューアルし、とても綺麗になった。名物は木曽檜風呂。食事をすれば1500円で利用できる。これが寒い冬だと体の芯まで温まり極楽。食事は自家製のあわせ味噌を使った「ぼたん鍋」が美味。会席仕立ての料理もおいしく、見た目も楽しめる。
小松均美術館
大原を題材に優れた作品を残した小松画伯の邸宅を利用した美術館。人々から「大原の画仙人」と呼ばれるほど脱俗した人生を貫いた画伯の作品は、素朴で飾らない大原の魅力を雄弁に表現した大原風景シリーズ、他に富士山シリーズ、最上川シリーズが代表作。館内には常時20数点を展示。カメラの持ち込みは不可。