大原女
独特の風俗を持つ大原の里の女性。
人形供養
古くなった人形を持参し、人形塚に納め、供養する祭典。
愛宕千日詣
7月31日の夜半から8月1日にかけて愛宕神社に参拝をすると、千日分の功徳があると云われている。これは、昔は遠い山上にある「愛宕神社」まで詣ることが自由にできなかったためにつくられた習慣とも云われている。神社の祭神は、火伏せの神として信仰を集め、三歳までの子供が詣るとその子一代火難から免れるという言い伝えがある。
きゅうり封じ
きゅうりによる疫病除け。姓名、年令等を書き込んで御祈祷してもらったきゅうりを家に持ち帰り、身体の悪い部分をなで、それを川に流すと、きゅうりが病気の根を持ち去ってくれるというもの。
京町屋造り
間口が狭く、奥に長い造りが特徴の、京都の家の建て方である。俗に、ウナギの寝床とも呼ばれ、豊臣秀吉が間口の広さに応じて課税する方策を取る事によって強いられた建て方であるが、その中に、通り庭や坪庭などの空間利用の巧みさが見られる。京都独特の美が生きている。