宇治上神社本殿・拝殿
本殿は、現存する神社建築では日本最古(平安時代後期建築)。藤原時代の一間社流造りという3棟の社で、正面のかえるの股の飾りは藤原期の三かえる股のひとつとして知られる。拝殿は鎌倉期のものでいずれも国宝。世界遺産にも登録された。
桂離宮
もと智仁親王によって造営された八条宮家の別荘。庭園と建築がみごとに融合した離宮として知られる。主建築は、古書院、中書院、新御殿からなり、別荘建築として最高の技法が用いられている。庭園は、心字池を中心に松琴亭、月波楼などの茶亭を配し、それぞれを苑路が結ぶ。日本庭園の意匠手法を集大成した池泉回遊式の名園。(見学は事前に許可が必要)宮内庁京都事務所に事前に往復はがきで申込み要
京都府京都市西京区桂清水町
(2) 市バス「桂離宮前」下車 徒歩8分
(3) 阪急「桂」駅下車 徒歩20分
浄瑠璃寺本堂
正面11間・側面4間・寄棟造・本瓦葺。嘉承2年(1107年)の建立という。9体の阿弥陀像を併置するために横に長い九体阿弥陀堂形式で藤原時代30棟余建てられたが、当寺の本堂は現存する唯一の例になっている。
須田家住宅
元和2(1616)年に作成された古文書にも記載されている旧家で、京都府の指定文化財(建造物)となっています。
築榊講常夜燈
天保13(1842)年に伊勢参りの講の一つである築榊講の人々によって建てられた灯籠です。
航海記念塔
高さ6メートル余りにおよぶ日本最大規模の五輪石塔で重文。平安末期、摂津の豪商が海で暴風にあい、石清水八幡宮に祈ったところ、無事帰還できた。そのお礼に建てたといわれることから「航海記念塔」と呼ばれている。
澤井家
江戸時代には代官を勤めた家柄。
「待庵」
妙喜庵は室町末期に山崎宗鑑が隠居所として開いたと伝える。境内には仏殿と創建時の建築である書院、天正10年(1582年)羽柴秀吉が千利休に命じてつくらせた茶室待庵がある。書院の南に鍵の手に出た切妻造、柿葺、2畳台目の茶室がある。往復ハガキで予約申込が必要(子供不可)。希望日(第一希望から第三希望まで記入)・時間記入。電話不可。
山田家長屋門
山田家は御牧郷13カ村をまとめていた大庄屋で、巨椋池漁業権の総帥でもあった。東西27メートルにも及ぶ長屋門は大正中期に再建され、庇、窓等にその当時の特長が生かされている。
田原小学校校門
元は京都市内の尼門跡寺院の門を、明治6年に開校した「維孝館荒木小学校」に移設。現在も田原小学校の現役校門として使用されている。
京都府綴喜郡宇治田原町大字郷之口小字中林7
TEL:0774-88-2149
(2) 郷之口から徒歩5分
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