由良海岸
有田川鵜飼
有田川の鵜飼は一人の鵜匠が一羽の鵜を使い川の中に入って行う「かちつかい」と呼ぶ原始的なもので、全国に数ある鵜飼の中でも大変珍しい貴重な漁法です。 鵜匠は片手で鵜の手綱をさばき、もう片方の手で松明をかざして河の流れをさかのぼり、鵜に鮎を捕らえさせます。見物客は屋形船の中からそれを眺め、涼を呼ぶ夏の夜の風物詩で、毎年6月1日から9月上旬までの間、雨などで川水の濁った時を除き、日没から深夜まで行われます。 この漁法は昔、石垣城主・石垣左京太夫教重が応永年間(1394〜1427)に、木曽川上流の犬山から鵜匠を呼んで、地元の人に教えたのが始まりといわれています。鵜匠も世襲で用具も昔ながらの物を使っていて、松明は赤松の根を掘って作り、手綱はタナオとよばれて、長さ3mあまりで、鵜は日高郡南部町の鹿島や岩代、切目崎、比井崎の海岸で捕らえ、訓練したものです。 民俗資料として和歌山県の無形文化財に指定されています。
有田・湯浅海岸
この地域一帯は景勝に富んだリアス式海岸で、魚にとっても絶好の住みかとなっているため、磯釣りや船釣りの好ポイントが多く点在しています。思う存分魚釣りを堪能してみませんか。
有田川
鮎の解禁を皮切りに、有田川では鮎釣りが楽しめます。美しい自然の中、小さな鮎とのかけひきは、最高にエキサイティング。
有田川
比井崎海岸(舟釣り)
入り組んだ海岸線と黒潮。大型乗合船、仕立船、渡船、イカダ釣り、波止釣りなど漁業の豊富な日高は太公望で1年中にぎわっている。
由良海つり公園
初心者、家族連れからベテランまで幅広く楽しめる。釣堀は要予約。
白崎クルーズ
紺碧の海と石灰岩の白い岬を漁船で遊覧するクルーズ体験。地元漁師の素朴なガイドやウミネコへの餌付け体験が人気です。
アマゴ釣り
矢筈岳の山あいから流れ落ちる鷲の川の滝。その山間にある釣り堀で、自然の息吹を感じながらゆったりとした時間をお過ごしください。