翠波高原
翠波峰の標高760m付近に広がる高原は、風光明媚な花の楽園。4haの敷地一面に、4月初旬〜5月上旬は菜の花、4月中旬は山桜、5月中旬はポピー、8〜10月はコスモス、9月初旬は萩が咲き誇る。遊歩道や展望台も整備され、記念写真にはもってこいだ。瀬戸内海や四国山脈まで見渡せる眺望にも息を飲む。
うちぬき
西条市では、燧灘へ注ぐ加茂川の東西広範囲に、9077本もの井戸があり、そのうち、自噴井戸が約2000本。うちぬきと呼ばれ、一本平均51t強を日々噴出させている。地元民謡うちぬき音頭に「夏は氷か冬は湯之水呑めば玉水長寿の秘訣よ」とあり、味は清澄甘美。全世帯の約8割が自宅に井戸を掘り、源水をそのまま飲んでいる。日本名水百選。
西条天然温泉 ひうちの湯
四国でも一、二を争うほど広い大浴場が自慢の温泉。地下1005mの源泉から汲み上げられたナトリウム塩化物泉は鉄分を多く含んでおり、冷え性や疲労回復などに効能があるとか。うたせ湯、フローティングマグナム、座湯、バイブラバス、源泉露天風呂など多彩な風呂もあるので、そちらも存分に堪能したい。
明正寺金銅密教法具
鎌倉時代の作で,鋳銅鍍金の極めて小形の密教法具。10種類完全に揃った優品である。
瑞応寺大転輪蔵
古来,京都市北野天満宮に安置されていたものを譲り受けたものであり、昭和45年文化財として愛媛県の指定を受けている。輪蔵の中には約2,000冊もの一切経が納められており、回して拝むことにより、すべてのお経を読んだのと同じ功徳があるとされている。
木造仏通禅師坐像
肖像彫刻の代表的仏像で、西暦1300年代の作と思われる。保国寺に安置されている。
尾藤二洲記念碑
川之江生れ。朱子学者。寛政三博士の一人。松平定信に用いられ、寛政異学の禁に参画。著書『正学指掌』『称謂私言』。昌平黌(こう)校長。近年市内の有志で、顕彰する動きが広まっている。
てらの湖畔広場
銅山川に関する展示施設「てらの水のやかた」や保存民家細川家などが立地。
興隆寺石像宝篋印塔
天然温泉 武丈の湯
美人の湯で有名な鈍川のアルカリ性単純泉を引き湯している。ラドンを多く含んでおり、肌がなめらかになるとともに神経痛やリュウマチなどにもいいとか。男湯は桧を使った和風造り、女湯はビーナスや魚のモニュメントを備えた洋風造りの浴室。露天風呂をはじめとする多彩な湯のほか、女湯には塩サウナも完備。
■ Next ■