会津慶山焼
会津慶山焼は1592年に唐津から陶工を呼び寄せ、現在の鶴ヶ城の屋根瓦を焼かせたのが起源といわれており、昔ながらのろくろ、手びねり、つやを出すための灰釉(はいゆう)を用いるという伝統を受け継いでいる。体験コースは手びねり体験と絵付け体験の2種類で30分〜1時間程度。2名からで予約が必要。
大川荘
大川沿いに旅館が立ち並ぶ温泉街の中で、随一の規模を誇る。木組みの屋根に岩造りの湯船を配した名物の空中露天風呂は、清水の舞台のように、川の断崖からせり出すように造られた。川面から10mの高さにあるので、目の前で四季折々の森と清流の渓谷美を楽しみながら入浴できる。内湯の大浴場も開放感抜群。
近藤勇の墓
天寧寺の奥、愛宕山中腹に建つ墓。京都三条河原でさらされた首が土方歳三によってこの地に葬られたという説と、遺髪が埋葬されているという説がある。
昭和なつかし館
2003年7月、骨董倶楽部AIZUの2階にオープンした。オーナー宇田さんの子供時代に存在していた昭和30年代の会津の中心地にあった街並みを再現した空間だ。階段を上がると、そこには古いスピーカーから懐かしい歌謡曲が流れ、目の前には、昭和30年代にタイムスリップしたようない空間が広がっている。
鈴善漆器問屋
創業1832年。会津漆器本来の姿を伝えつつ、現在のライフスタイルに調和する新しい漆器の提案を行っている。熟練の技が手にとれる「蔵問屋」、作家ものを中心に展示した「蔵座敷」などから成り、「漆資料館」では作業の仕組みや昔の道具を展示、2階の工房も自由に見学でき、職人技が生で見られる。
会津藩主松平家墓所(院内御廟)
国史跡。東山温泉に近い広大な森の中にあり、規模の大きさ、神式による墓碑の歴史的景観は、江戸時代大名家墓所の中でも他に類をみない荘厳な雰囲気をもっている。2代正経から9代容保までの墓。
會津壹番館
野口英世が実際に火傷の治療に訪れたという医院の蔵を改造した喫茶店。趣味よく配されたアンティークな調度品がロマンティックな雰囲気を醸し、会津散策の合間にゆったりとコーヒーを楽しめる。2階には英世が勉強のために使っていた部屋が残り、さまざまな資料が展示された「野口英世青春館」になっている。
新宮熊野神社
1089年に造宮され、拝殿の長床は鎌倉初期に建立された。直径約45cmの太い円柱が44本5列に並び、すべて吹き抜けで、茅葺き寄せ棟造りの建物。当時は神楽等の祭礼が行われた。2001年に宝物殿が完成し、文化財として多くの什物が保存され、県指定の重文の木造文殊菩薩像や国指定の重文の同鉢等もある。
小池菓子舗
江戸時代に柳津町にある福満虚空蔵尊圓蔵寺が大火災に遭い、当時の喝厳和尚が二度と災難に遭わないようにと、あわを使った饅頭を考えたのがその始まり。あわと餅米で作り、中にはこしあんが入っている。餅々とした味わいが評判で、店内では出来たてのあわまんじゅうに自家製の漬物、小梅、お茶が味わえる。
中野竹子殉節の碑
戊辰戦争で、柳橋付近で奮戦し戦死した娘子軍隊長中野竹子の碑。
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