清津峡
柱状節理の岸壁があなたの訪れを心待ちにしています。黒部峡谷・大杉谷とともに日本三大峡谷の一つとして知られる「清津峡」は昭和24年9月に上信越高原国立公園に指定され、学術的資料の宝庫でもあります。川を挟んで切り立つ巨大な岩壁は全国に誇るV字型の大渓谷をつくり、国の名勝天然記念物にも指定されています。雄大な柱状節理の岩肌と清津川の急流の取り合わせはダイナミックで素晴らしく、訪れる人々に深い感動を与えます。
蛇淵の滝【秋山郷】
秘境秋山郷にあって、長野県栄村との県境にまたがる蛇淵の滝。その名前の由来は、その昔秋山郷の熊取名人がこの付近に熊を追ってきて、川にかけられた丸太を渡り終え、ふと後ろを振り向いたところ、それは丸太ではなく大蛇であった。恐ろしさのあまり一目散に山道を逃げ去ったということで、以来この滝を「蛇淵の滝」と呼ぶようになったと言われている。紅葉時期にはあたり一面が真っ赤に紅葉し、まるで絵葉書のような景色が広がる。滝壺まで接近することはできないが、展望台からその全貌を眺めることができる。展望台に向かう散策道も紅葉が素晴らしい。
五十沢渓谷
三国川ダム上流の下津川と黒又沢が三国川に合流する十字峡から、三国川上流へ続く美しい渓谷です。渓谷沿いには遊歩道があり、十字峡から10分ほど歩いた所には山肌から三国川へと流れ落ちる「虹の滝」があります。
水無渓谷
清らかな水の流れの中での水遊びは最高です。渓谷と越後駒ケ岳のすばらしいコントラストは一見の価値ありです。
田代の七ツ釜
名勝天然記念物に指定されている七ツ釜は、苗場山系から流れでる谷川の渓流に点在する七つの滝つぼです。右岸が断面層、左岸が切り立った縦層という学術的にも大変珍しい景観です。その昔,男が弁天様との約束を破り「投網」を打ったため滝つぼの主である大蛇の怒りをかい命を失ったという「七ツ釜の伝説」があります。また,鈴木牧之の北越雪譜秋山紀行にも絵入りで紹介されています。平成7年の土砂災害により滝全体が崩壊したため復旧がなされ、平成9年秋に全国初の擬岩による砂防ダムが完成し、崩壊前の滝に近い型で復元されました。
瀬戸渓谷
清津峡に比べ、女性的なやさしさを感じさせる瀬戸峡谷は、エメラルドグリーンの清津川と静かな渓谷がやすらぎをあたえてくれます。(現在落石のため通り抜けできません。)一部分鑑賞可。