小松原湿原
小松原湿原は苗場山の北側斜面に位置し、新潟県自然環境保全地域(約300ha)に指定され、標高1,350-1,600mの緩やかな斜面に「池塘」と呼ばれる無数の小さな池が点在しています。これらの湿原は、標高の低い方から下の代(しものしろ)、中の代、上の代と呼ばれています。またこの湿原の成長過程は、高層湿原に分類されると言われています。湿原内の散策には木道も設置され、特に高山植物が咲きそろう短い夏は、一面のワタスゲが風に揺れ、幻想的な美しさにつつまれます。また、秋にはベニサラサドウダンがきれいな花を咲かせ心を和ませます。※池塘とは湿原内に点在している小さな池のことをいいます。深さや大きさは様々で、湿原全体で約180個ほど確認されています。※シャクナゲ、サラサドウダン、ベニサラサドウダン、ウラジロヨウラク、ワタスゲ等、高山湿原植物、池塘
新潟県十日町市小松原
(3) 塩沢石打ICから車で