竜ヶ窪の池
1日に43,000tもの水が湧き出ることから、1.2hの池の水は1日で全て入れ替わってしまうと言われています。池の周辺の林相が変化に富み自然環境がすぐれていることから、1974年新潟県の自然環境保全地域に指定され、現在まで地域住民の生活用水として大切に守られています。飲料水としても人気が高く、自由に持ち帰ることができます。
三国川ダムしゃくなげ湖
三国川ダムは越後三山を源にする三国川の水を利用することと、洪水を防ぐことの2つの目的のために作られたダムです。このダムができたおかげで、大雨が降っても安心して生活でき、人々の暮らしの中で大切な水や電気を起こす役目も果たしています。また周辺には、オートキャンプ場や釣り堀などもあり、家族で川遊びやキャンプを楽しるスポットです。
大崎ダム湖
サクラや八色ツツジなどの花と緑に包まれた自然豊かな公園です。春には湖面に数多くの鯉のぼりが優雅にそよいでいます。ファミリーハイキングにも最適なコースです。
川西ダム
昭和52年に築堤が完成し、翌年53年には横綱北の湖関(当時)による地固め式が行われました。堤高43m、堤頂長170m、総貯水量122万m3の川西ダムは、受益面積600haを賄う市内最大の農業用ダムです。
鷹ノ巣ダム(信濃川発電所宮中取水所)
信濃川の水を満々と湛え、広々とした水面に青い空と山影を美しく映し出す鷹ノ巣ダム。左岸の断層を見ると地層がはっきりとわかり、自然の営みを感じさせます。新緑・紅葉・雪化粧と四季折々の顔で楽しませてくれます。
お松の池
「遠方の温かい地より嫁いで来たお松は、姑から雪国の手仕事・機織の手ほどきを受けていた。機が織れて一人前とされた当時のこと、姑は機織に不慣れな嫁を早く一人前の機織にしたいと日々厳しく指導した。お松は慣れぬ機織に努力を重ねたがなかなか上達せず、次第に気落ちしていった。『いつまでたっても不出来で、一所懸命教えてくれるおっかさまに申し訳ない…この一枚を織り上げたらお暇を頂こう。』そう思い定めたお松は最後の仕事に取りかかり、命を削るようにしてとうとう渾身の一枚を織り上げた。こうして織られた一枚はかつて無い見事な出来栄えで、大変な高値で引き取られた。姑はようやく素晴らしい織り手となった嫁を褒めようとしたが、その時既にお松は小栗山の上にある池に身を投げて命を絶ってしまった後だった。姑はこれを悔い悲しんで涙した。」という土地の伝承話が残る池。池の中央には北側に弁天島、南側に戸隠島の2つの島があり、それぞれに社が祀られています。上の原台地の成因には、断層説と隆起説がありますが洪積層の隆起によってできたというのが学者の定説になっています。池の東側からは縄文時代の石器や土器が多数発掘されました。またお松の池周辺には民宿街が広がり、サクラの季節をはじめ、つつじ、藤、花菖蒲が咲く頃には特に賑わいをみせます。池での釣りや近くのグラウンドでのスポーツなど一年中楽しめる憩いの場所です。