黒部峡谷鉄道
宇奈月から欅平まで全長約20km。黒部峡谷を走り抜けるトロッコ電車。黒部万年雪や出六峰、人喰岩などの景勝地やダム湖など見所も多く、訪れる人々の目を楽しませている。普通客車は窓がないオープン型で、その自然美、スリルは想像を絶するほどだ。新緑や紅葉のシーズンは特に美しく、観光客でにぎわう。
黒部ダム
昭和38年に完成した日本最大のアーチ式ダム。
富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂外11国有林
ヒスイ海岸
ヒスイ海岸は、間近に険しい山々の峰が迫る美しい海岸。ヒスイが拾えることでも有名だ。波の荒い日の翌日が狙い目。海水浴にも適していて、夏には若者たちや家族連れで溢れかえる。また、沈む夕日を眺めることができるサンセット・ビーチでもあり、ヒスイ色の美しい海岸が夕日に染まる姿には感動すら覚える。
立山玉殿湧水
立山連峰の主峰、雄山直下に湧く水は1日2万t。水温は真夏でも2〜5度。清涼感が喉に広がる冷たい水は、国際的登山道「立山黒部アルペンルート」の名物。湧水の発見は、昭和43年、室堂と大観峰を結ぶ立山トンネルの大工事による。トンネル内に噴出した大量の地下水は室堂まで引かれて、バスターミナル後方に水飲み場がつくられた。湧水は口当たりが軟かく美味。残雪が消える5月下旬から、湧水が凍結する10月下旬まで味わうことができる。日本名水百選。
富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂11国有林(室堂平)
生地の清水
黒部川扇状地湧水群は「全国名水100選」に選ばれた清水の里。中でも生地(いくじ)地区は、家と家の間や細い小路など、至る所で湧き水を見ることができる。地域の人たちの共同の洗い場として、野菜を洗ったり、冷やしたりする姿が見られるほか、日本酒やしょうゆの仕込み水としても利用されている。
穴の谷の霊水
北アルプスの剱岳に抱かれた山間に湧く水。寝たきりの女性がこの水を飲み、歩けるようになったという話から、万病に効くとの評判が広まった。真偽のほどはともかく、4年間腐らないといわれるほど不純物の少ない水は、本来は修行僧が飲んでいた霊水。薬師如来が祭られる洞穴奥の湧水は、飲みやすいよう蛇口まで引かれている。日本名水百選。
ホテル黒部
黒部峡谷の高台に建ち、四季折々の大自然の景観を満喫できる。宇奈月温泉では最大級の大浴場があり、併設された露天風呂からは対岸を行き交うトロッコ電車(4月20日〜11月31日)が眺められる。
越中陶の里陶農館
越中陶の里陶農館では、立山町の伝統工芸品「越中瀬戸焼」(要予約)を自分で作ることができる。陶芸家が分かりやすく指導してくれるので、初心者でも安心だ。また、館内には越中瀬戸焼の名品が展示販売されているほか、一年中いろいろな花が咲き誇るグリーンハウスや茶室があり、癒しの時間が過ごせる。
平和の像
温泉街を見下ろす大原台自然公園に立つ高さ12.7mのブロンズ観音像。宇奈月町出身の彫刻家、故日展参与佐々木大樹氏が原型制作。昭和57年に建立された町のシンボルである。
舟見城址館
中世山城跡に建築されたお城の形の展示施設。3階天守閣からは黒部川扇状地と富山湾が一望できます。田植え前の夕陽に染まる水田の景色は写真愛好家に人気のスポット。
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