根本大塔
空海が真言密教の根本道場として建設した壇上伽藍。大塔はその諸堂の中心であり、真言密教の根本理念を表わすとされている。
大門
高野山の総門で、法橋運長作の金剛力士像を左右に配した、高さ25.8メートル5間重層の大楼門。門前からの展望がすばらしく、条件によっては淡路島が眺望できる。
高野山宿坊
高野山山上には53カ所の宿坊があり、一般の旅行客を温かく受け入れてくれます。国宝や重要文化財の建築物や庭園を見たり精進料理を味わいます。ここは、宿泊施設であるとともに修行の場でもありますので、少し修行僧となった気分でお泊りください。
金剛峯寺
高野山真言宗の総本山。壮大な玄関をもつ建物は文久3年(1863)の再建。主殿は東西三十間、南北三十五間の大建築で、大広間には狩野探幽の襖絵「松に群鶴」が、豊臣秀次自刃したという柳の間には狩野探斎による「雪柳白鷲」が描かれている。
女人堂
高野山が女人禁制のころ、高野七口と呼ばれる七つの入り口には、高野山に入ることを許されなかった女性が高野山を遥拝するための参籠所としてそれぞれ女人堂が設けられていたが、現存するのは不動坂口に残るこの女人堂だけ。
総持院
金剛峯寺の西、大伽藍の北に隣接。高野山参詣に最適の宿坊。木の香りと庭園の静けさに包まれ、寺院ならではの荘厳なたたずまいの中で、客室は大庭園を眺める部屋、坪庭をもつ部屋など、様々な景観を楽しむことが出来る。全室に空調設備を設け、トイレ・洗面台を完備。館内はエレベーター付きのバリアフリー設計で、大浴場や談話室などの施設も充実。食事はヘルシーで、しかも滋味豊かな精進料理。季節ごとに野菜本来の味わいを引き出した繊細な料理が並ぶ。覚法親王御陵の山を借景とした大庭園や、院のシンボルである樹齢千数百年の白藤が風格ある寺院のたたずまいに彩りを添える。早朝の勤行や、写経や写仏の体験も出来る。
西禅院
宿坊。親鸞上人自作の尊像がある。
金堂
壇上伽藍の中央にある高野山一山の総本堂。現在の本尊は高村光雲の作。
龍泉院
高野山の中心総本山金剛峯寺や壇上伽藍にとても近いところにあり、参拝や観光に便利でありながら、境内地にはいれば野鳥のさえずりが聞こえるほどに静かで落ちついた佇まいである。
恵光院
宿坊。宿泊でき、希望者には座禅指導も。
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