椿のトンネル
足摺岬一帯は、ヤブツバキをはじめタブノキ、ウバメガシなどが茂り、断崖とは対照的に穏やかな風景をみせる。ヤブツバキがトンネルをつくる遊歩道は灯台を中心に設けられ、道を彩る散り椿も美しい。一帯には15万本ものヤブツバキが茂り、見事な景観を呈している。
大道松
椎尾山一帯の国有林にはアカマツが自生しており、大道のアカマツとしてその名が高い。それは、幹が真っすぐで下枝が少なく、樹脂がでないという特徴を持ったアカマツであり、特殊材として取り引きされるからである。
ビロウ群落
天狗の鼻を出て少し下った山の斜面にビロウの自生地がある。ビロウは亜熱帯植物で高知にあるものが北限とされている。ビロウはヤシ科の植物で葉は大型で径1mもあり、葉柄も1mと大きい。
ハマカンゾウ
天狗の鼻一帯に黄色い花が一面に咲く。
八束のクサマルハチ自生地
中村駅の南東、曽我神社境内にあり、クサマルハチは熱帯地方のシダの一種で、ここが北限地とされている。
坂本花卉展示センター
土佐寒蘭2,000鉢の展示および販売。
母島のハカマカズラ
一株のあこうの木と雑木にからまって約10本生えている。
篠山のアケボノツツジ・シャクナゲ
八合目から山頂にかけて,高山植物の群落が見られる。
足摺野地菊
足摺岬先端一面に咲く。展望所からのながめは最高。
松尾のアコウ自生地
周囲12m,高さ8mからの四方に数十本の枝を出し,東西40m,南北30mの広がりをみせる。
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