上山独特の奇習で、「稼ぎ鳥」「火勢鳥」とも言われる。カセ鳥とは、ワラでコモのように編んだものを身にまとった人のことで、人々は手桶でカセ鳥に水をかけ、火除けと商売繁盛を祈願する。
牛肉とこんにゃく、それにねぎなどを入れた里芋汁をどんぶりに盛り渡し、酒をくみかわすひととき。山形県をはじめ宮城県、福島県などにわたって行われる秋の風物詩となっている。特に山形市の馬見ケ崎川原で盛んに行われる。