山形県旧県庁舎及び県会議事堂(文翔館)
山形県旧県庁舎及び県会議事堂。大正5年、中条精一郎の設計による花崗岩造りの洋館で、中央にレンガ造りの時計台をのせ、2階にはバルコニーも造られている。ルネッサンス風の重厚な石造建築物。
立石寺中堂(根本中堂)
山形城主斯波兼頼が延文元年(1356)再建したものといわれる。慈覚大師作と伝える木造薬師如来坐像を本尊として安置。伝教大師が中国から比叡山に移した灯を立石寺に分けた「不滅の法灯」を拝することができる。
立石寺納経堂
納経堂は立石寺奥の院の如法堂で、書写の法華経を奉納する所であるため、この名で呼ばれる。慶長4年(1599)造立の銘がある桁行一間、梁間1間、一重宝形造、四方板張、正面開戸、銅板葺の建築。
立石寺三重小塔
立石寺奥の院に近い岩屋に安置されている木造小塔。永正16年(1519)作の銘文がある。
旧済生館本館(山形市郷土館)
木造16角形ドーナツ型三層楼、アーチ窓とステンドグラスの、綺想を凝らした元市立病院。
八幡神社の石鳥居
単純素朴な和様建築物として珍らしい。
鳥海月山両所宮随神門
山形市における楼門建築のなかで、技法偉容ともに随一である。
武家屋敷
当時の武家住居の様子を伝えている。現在も子孫が居住しているので、見学の際はお声をかけてください。
春雨庵
寛永6年、幕命により上山に配流された沢庵禅師に、ときの城主、土岐山城守頼行は庵を造り与えた。禅師はこの庵を「春雨庵」と名づけた。現在の建物は原型をその遺跡に復元し、春雨の井、茶室聴雨亭が俤をしのばせている。県重要文化財。
格知学舎
漢学者本沢竹雲が開学,地方教育に貢献した建物。
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