小浜温泉
雲仙の雄大な山並みをうしろに、橘湾の青い海を前に広がる海辺の温泉。◎浜の湯 温泉街入口にある共同浴場浜の湯は、鉄筋コンクリートで平屋建だが、内部は思いがけない広さがあり、タイル張りの湯船は20〜25名入れる大きさ。6畳ほどの畳敷き休憩コーナーもある。湯は食塩泉、90度。神経痛、リューマチ、痛風、婦人病などに効果がある。また、温泉街の南端には、もうひとつの外湯、脇浜共同浴場がある。3月〜9月6時〜22時・10月〜4月6時〜21時。TEL(0957)74-2111
雲仙温泉
雲仙は、国立公園第1号の指定を受け、さまざまな自然に恵まれた国際観光地。ゴルフ場、テニスコート、キャンプ場などが完備されているほか、付近には、キリシタン哀史で知られる雲仙地獄をはじめ、キャンプでにぎわう白雲の池などがあり、また原生沼は天然記念物指定を受けた高層湿原で、ミズゴケ、カキツバタなど珍しい植物が見られる。温泉街の中心にある雲仙お山の情報館は「大山と温泉」をテーマに雲仙や島原半島の自然や歴史を知ることができる。小地獄温泉は雲仙温泉の中心街から、やや南へ下った湯治場ムードの温泉。すぐ裏にある地獄から湯を引く小地獄温泉館を中心に、小さな宿がかたまっている。
島原温泉
有明海に臨む島原市街の南、熊本や三角への船が出る島原港付近に湧く温泉。昭和42年から用いられるようになり、泉質はナトリウム・マグネシウム炭酸水素塩泉。市内6ヶ所に飲泉所、また市内2ヶ所に足湯(無料、(浴用)切傷、火傷、慢性皮膚病、神経痛、(飲用)慢性消化器病、通風、肝臓病などに効果)を設置しています。
原城温泉
大正11年の島原半島南部を中心とした大地震により、湯煙をあげたことにはじまる。島原の乱で知られる「原城跡」の近くにある