お鷹の道・真姿の池湧水群
国分寺市内には潤沢な湧水地帯が形成されており,特に真姿の池近くの湧水は水量豊か。湧水の一部は池に流れ込み,残りは水路を100mほど流れ,野川の支流の小さな清流に注ぐ。清流沿いの約400mの小径がお鷹の道。江戸時代に,将軍が鷹狩りに来たことから名づけられた。真姿の池は私有地だが,中央に弁財天が祭られ,水を汲みに来た折にお参りをしていく人も多い。湧水は時期により雑菌が混じるので,煮沸して飲む方が良い。日本名水百選。
土方歳三の墓
新選組副長土方歳三の墓所。5月第2週の日曜日に法要が行われ、全国から墓参りの人々が訪れる。
一橋大学(旧東京商科大学)
大正後期、神田一ツ橋にあった東京商科大学が国立に移転。現在でも、兼松講堂を代表とする、ロマネスク様式を基調とする建物群が、当時の面影を残している。
ファーレ立川アート群
36ヶ国の芸術家92人による109のアートが散在する。
殉節両雄之碑・土方歳三の像
「殉節両雄之碑」は、新選組に着せられた逆賊の汚名を晴らすべく、小野路(現・東京都町田市)名主小島為政(鹿之助)が発起人となり、土方の菩提寺である高幡不動尊境内に明治21年建立された、近藤・土方の顕彰碑。篆書は旧会津藩主松平容保、撰文は旧仙台藩の儒者大槻磐渓、書は旧幕府典医頭松本良順である。平成7年には碑に隣接して土方の銅像が建てられた。
多磨霊園
大正12年4月に,本格的な公園墓地として,開設されたが,墓地というよりも,森林公園といった景観で,散策・花見・紅葉などたくさんの人々が訪れる。三島由紀夫,北原白秋,有島武郎,与謝野鉄幹・晶子夫妻の墓などがある。
仏舎利塔
松本斗機蔵の墓
名を胤親,通称を斗機蔵といい,八王子千人同心組頭で三十俵一人扶持であった。天文・地理・兵制などを研究し,海外事情に極めて精通し,日本開港を主張した。
夕焼小焼の碑
日暮里の小学校に奉職していた中村雨紅は,夕焼の美しさと,街道沿にある寺の鐘が鳴りわたるのに感動して,童謡“夕焼小焼”を作詩したという。雨紅の父親が宮司をしていた宮尾神社社務所跡に,雨紅自筆の詩碑「夕焼小焼の碑」がある。
東京都八王子市上恩方町(宮尾神社)
(2) 八王子駅からバスで
松原庵星布の墓
江戸時代中期八王子出身の女流俳人。墓石に「咲く花も散れるも阿字の自在かな」と辞世の句が刻まれている。
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