正福寺地蔵堂
千体地蔵堂とも呼ばれ東京都唯一の国宝建造物。円覚寺舎利殿と構造・形式とも類似している。昭和8年〜9年の解体調査で発見された応永14年(1407年)の墨書からその頃の建立と考えられ禅宗様の例として貴重な遺構である。また「東京都文化財週間」に合わせ11月の「地蔵市」を開催している。
日野宿本陣
江戸時代、参勤交代の大名などが宿泊した「本陣」の、都内で唯一現存する建物。現在の建物は、幕末に、当時の名主佐藤彦五郎(新選組副長土方歳三の義兄)が建てたもので、新選組の幹部も多数訪れた、新選組にゆかりの深い建物。函館戦争の後、土方歳三の遺品を持ち帰った市村鉄之助が匿われていたと伝えられる部屋も残り新選組ツアーには欠かせない場所。現在は佐藤彦五郎の残した、新選組や宿場町に関する貴重な史料を見ることができる。
国立市古民家(旧柳澤家住宅)
江戸時代からの農家を、自然観察園として親しまれている城山公園南側に復元。内部には、江戸時代以降の生活と文化を知る手がかりとなる農機具などが多数展示されている。
旧・永井家住宅
外観は入母屋造かやぶきで軒は低く古い形式をそなえている。間取りなども江戸時代前期から中期にかけての広間型で桁行九間半、梁間五間が測られ、なお平入り(建物の長手正面に出入口がある)であった。
旧・荻野家住宅
外観は平家の入母屋(煙出し)造りで、けんぎょ(合掌部分に木彫飾りをつける)や格子をつけたかやぶき、出入口は妻入り(建物の長手方向、妻側が出入口)、軒は30センチメートルほど深くだしてせがい造りになっている。
村野常右衛門生家
町田市指定有形文化財。江戸時代末の創建時の茅葺きから、当時としては珍しい鉄板葺きに大改造した大正13年の往時の姿に移築、復原されました。
TEL:042-736-3131
(2) 小田急線鶴川駅からバスで(「野津田車庫」下車徒歩10分、「新屋敷」下車5分)
国立駅舎
大正15年(1926年)4月1日、甲武鉄道(現JR中央線)に国立駅が開業。ロマネスク風の窓がついたとんがり屋根の小さな駅舎は、築後80年以上経った現在でも、国立の象徴。
旧日立航空機株式会社 変電所
昭和13年に建てられた軍需工場の施設。旧日立航空機株式会社は飛行機のエンジンを創造する軍需工場であったため、戦時中は米軍の攻撃を受けている。変電所の壁に現在も残っている穴は機銃掃射や爆弾の破片によりできたものである。
村山織物協同組合事務所
東京都指定無形文化財「村山大島紬」の製造者等の同業者組合事務所。武蔵村山市指定有形文化財。展示室有。
東京都武蔵村山市本町2-2-1
横田トンネル群及び野山北公園自転車道
元山口貯水池工事用トロッコ軌道跡を利用した自転車道。東京都水道局用地。