ひがし茶屋街
金沢には「西」と「東」・「主計町」と3つの茶屋街があった。なかでもひがし茶屋街は料亭街となった現在でも、全体が保存区域になっているのでお茶屋建の家並みが続き、夜ともなれば三味線や太鼓の音が聞こえ、雅な伝統文化の世界を垣間見ることができる。金沢素囃子は金沢無形文化財に指定されている。
片町
香林坊から犀川大橋までの大通り。ファッションビルや昔からの老舗などさまざまな店が立ち並んでいる。一本裏通りへ入ると味処・酒処がひしめき合う界隈になる。
にし茶屋街
東山のひがし茶屋街・主計町とともに、かつて栄えた金沢三茶屋街のひとつである。お茶屋建の建物が並ぶ道の両側に今なお料亭が軒を連ね、格子戸の奥から三味線や太鼓の音が聞こえる。金沢素囃子は金沢無形文化財に指定されている。
石川県立音楽堂
オーケストラ・アンサンブル金沢の本拠地のクラシック音楽専用のシューボックス(靴箱)型ホールと、舞踊や歌舞伎に対応した邦楽ホールを持つ。音楽資料室はクラシックや邦楽が中心の音楽CDと雑誌・書籍を多数所蔵。視聴ブースで200本分のDVDを見ることも可能。多目的に使える交流ホールもある。
タテマチ
ブティックやファッションビルが多い、若者とファッションの町。日曜日の歩行者天国には、イベントが行われたりして明るくにぎわう。通りを抜けると、レトロ感覚の新竪町商店街へと続く。
サンセットブリッジ内灘
平成13年9月に開通した、長さ344m高さ95mの内灘大橋の愛称。見どころは多色照明が可能なオートカラーチェンジャー60台を駆使したライトアップだ。季節ごとにテーマカラーが変化し、光の歳時記として新たな観光スポットの呼び声も高い。両岸の展望スペースからは、日本海や白山連峰が一望できる。
鞍月用水
正保年間(1645年ごろ)に町民の手で作られ,この鞍月用水と西外堀が合流して香林坊へとそそぐ。昔懐かしい柳並木に石積みの開渠,さらさらと流れるさまは戦前の面影を再現したもので,繁華街に憩いをもたらしている。
大野庄用水
武家屋敷の土塀を背に流れる風情が人気。藩政時代の初期にはすでにあったといわれる。別名「御荷川」と呼ばれ、この用水を使って殿様御用の荷を金石から船で運んだという。長町の武家屋敷の木材も、この用水を使って運ばれてきたものである。
犀川大橋
「犀川大橋」は文禄3年(1594年)、加賀藩祖前田利家によって造られたのが最初といわれている。現在の橋は大正11年の洪水で鉄筋コンクリートの橋が流され、2年後に完成した鉄橋で、国の登録有形文化財に指定された。「あかあかと日はつれなくも秋の風」という松尾芭蕉の句が詠まれたといわれる。
金沢クラフト広坂
金沢クラフト広坂は、金沢の伝統工芸品を展示、販売するアンテナショップ。店内には加賀毛針や加賀繍(刺しゅう)、三弦(三味線)、和傘、提灯など希少な金沢の伝統工芸品の逸品が展示されているほか、ぬい針(420円)、花てまり(525円〜)、加賀水引など手頃な価格の商品が多数、販売されている。
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