長町武家屋敷跡土塀
武家屋敷独特の武家窓がある長屋門や土塀、丁字路や袋小路などの城下町の遺構を残す。冬には土塀を雪から守るためこもが掛けられる。
主計町茶屋街
浅野川の清流と卯辰山を望む自然と建築美の調和した伝統的茶屋街。情緒あふれるキムスコ(格子戸)が連なる。
寺町寺院群
元和2年(1616年)ごろ、軍備を兼ねて城下の寺を整理。70以上の寺院が集まっている。芋堀藤五郎の墓と金銅仏阿弥陀如来像で知られる伏見寺、忍者寺とも呼ばれる妙立寺、犀星ゆかりの雨宝院、五百羅漢の桂岩寺など。
卯辰山山麓寺院群
約50の寺院が卯辰山の西麓から山腹にかけて集中する。七稲地蔵の寿経寺、鬼子母神の真成寺、宮崎友禅斎の墓がある龍国寺、赤門寺として名高い全性寺、茶会で知られる月心寺など。