金沢卯辰山工芸工房
市内にある卯辰山中腹にあり、1989年に金沢市制100周年記念事業の一つとして、石川の伝統工芸の担い手を養成するために設立された。工房棟では陶芸、漆芸、染、金工、ガラスの5分野で創作活動に励む研修者の姿や各工房内の設備をガラス越しに見学でき、本館棟内には名工達の作品を多数展示している。
岡部家住宅
岡部家は、江戸時代には加賀藩十村役、二千石代官を務めた由緒ある家柄。古くは源義経の家来だったとも伝えられている。その住居が「岡部家住宅」。最も古い部分は1736年に完成した茅葺入母屋造りで、明治期に別棟の2階を増築し、現在の形になった。13代藩主斉泰の時代には本陣としても使われた。