菅原神社(上野天神宮)
上野天神の名で知られ、10月の上野天神秋祭が有名。楼門・鐘楼や銅鐘など指定文化財も多い。
敢国神社
伊賀国一宮として古くから信仰を集めた神社。春(4月17日)と秋(12月5日)の2回,獅子舞が奉納される。
大村神社
宝殿は入母屋造・檜皮葺で華麗な桃山様式の建築。
延寿院
赤目四十八滝の登り口にあり,とくに石造燈篭は有名。
猪田神社
本殿は大永7年の再建で、修改築を示す棟札6枚を残す。側面の蟇股は独特の様式のもの。
射手神社
古くから長田郷の氏神として地元の人々の崇敬を集めている。「石造十三重塔」は、南方塔が国重要文化財、北方塔が市指定文化財になっている。高さ約5.2m、南方塔は、室町時代初期、北方塔は南北朝時代の作である。両方とも元は仏性寺のもの。当時の塔が保存され並んで立っているのは稀で貴重である。
観音寺
本尊の木造阿弥陀如来坐像は国の重要文化財。鎌倉時代初期の作とされる。「木造不動明王像」「木造毘沙門天立像」は市の指定文化財。平安時代後期の作と考えられる。
西蓮寺
後土御門院・後柏原天皇の帰依が厚かった。「絹本著色藤堂高虎像」は,国重要文化財,「絹本著色星曼荼羅図」「紙本墨書真盛自筆消息」「真盛廟」「西蓮寺の供養塔」は県指定文化財,「伝如来荒人像」「医王山西蓮寺眺望詩并八景吟」「服部土芳墓所」「藤堂元甫墓所」は市指定文化財である。
勝因寺
空海開基と伝える。一般には山出の虚空蔵さまと呼ばれる。「木造虚空菩薩坐像」は,国重要文化財、「梵鐘」は、県の指定文化財。「梵鐘」は、口径56.5cm,鐘丈69.3cmで江戸時代初期の慶長17年(1612)の銘がある。
常福寺
徳道の開基と伝える真言宗豊山派の寺。本尊の「木造五大明王像」は国の重文。又、本堂の正面にある「鳳凰彫刻」他、みごたえがある。
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