俳聖殿
昭和17年、芭蕉翁生誕300年を記念して建設された聖堂。芭蕉翁の旅姿をあらわしており、桧皮葺の丸い屋根は旅笠、下の八角形は袈裟、桂は杖を「俳聖殿」の木額は顔を表現している。内部の芭蕉翁坐像は伊賀焼き。
芭蕉翁生家
芭蕉生誕の家で釣月軒などほぼ昔の姿で残っている。
旧小田小学校本館
明治14年(1881)に建築されたもので、現存する小学校校舎としては三重県で最も古く、中には教育資料を展示している。
上野高校校舎
明治期の旧制中学校建築として現存する数少ない建物の1つ。現在も使用されている。
旧崇廣堂
かつての藩校。武技諸校舎の表門,玄関,講堂など残る。扁額「崇廣堂」は,米沢藩主,上杉治憲(鷹山)の筆である。
蓑虫庵
芭蕉門弟服部土芳の住居で芭蕉五庵の一つ。もっとも原形に近く保存された江戸時代の典型的な庵。芭蕉が庵開きに贈った「みの虫の音を聞きにこよ草の庵」の句にちなんで名付けられた。