猿飛の石庭
20,000平方mに及ぶ一枚岩の間隙を縫って深淵急流が交互に織りなす景色はまさに風流人の心を魅了し猪渡りの滝や,深みどりの川面に映える鳥越山の姿は,一幅の名画にも勝るものがある。
四岩合わせ奇岩(しあわせ祈願)
奇岩と呼ばれる立岩、巖門、帯石、岩屋の四つの岩があり、それぞれの奇岩のある所にはお参り所があり信仰を集めています。この四カ所をお参りすればしあわせになれるといわれています。
岩屋観音
弘法大師手彫りの木造が鍾乳石の滴下を受け、石仏と化した珍しい仏像です。学業・安産など霊験あらたかで、春(4月)の岩屋観音まつりで幕あけし、多くの参拝者が訪れます。
岩屋観音窟
錦川流域に広く分布する約1億5000万年前に堆積した地層の小さな石灰岩体にできた石灰洞。洞口は護聖寺(ごしょうじ)の前から約10mの石段を登ったところにあり、洞窟は北東から南西方向の割れ目に沿ってできています。弘法大師の作といわれ、国の天然記念物に指定されている木造の観音像が安置されており、厚く信仰され参詣者が絶えません。