井の頭恩賜公園
現在、近郊の宅地化が進むなかで、都市住民の水と緑のオアシスとなっている。しかし、都市化の波は防ぎきれず、その昔「七井の池」と言われたほど池を満たしていた湧水も今は枯れてしまい、深層の地下水をポンプアップしている。昭和27(1952)年、井の頭池は神田上水水源地として東京都の旧跡に指定されたほか、弁財天やその周辺には、多数の三鷹市指定の文化財も点在している。池の周囲には木の種類も多く、グリーンアドベンチャーコースが設けられ、池には、留鳥や渡り鳥、特に水鳥の数が豊富で、バードウォッチングには最適である。桜の季節は特に人出が多い。
明治神宮外苑
絵画館を中心に野球場,国立競技場,ラグビー場ほか運動施設が整っている。
新宿中央公園
淀橋浄水場跡。8万本の樹木の間に,噴水,野外ステージ,花壇広場などがある。
都立野川公園
野川公園は、国際基督教大学のゴルフ場を買収・整備し、昭和55(1980)年に開園。広々とした芝生と、かつてのコースに沿って連なる豊富な樹々の佇まいは、特徴的である。公園は、野川と都道 246号線(俗称30m道路)によつて3つの区域に分かれている。野川の北側には、自然観察園がある。制限公開だが、金網に囲われた園内には多くの野鳥・野草、水辺の昆虫などを観察することができる。また、武蔵野段丘端からの湧水を引いた「わき水公園」では水遊びを楽しむ子どもたちの声が、散策の疲れをいやしてくれる。なお、北側地区は季節により閉門時間が異なるので注意されたい。 野川と都道 246号線にはさまれた「武蔵野の森」と道路の南側の「芝生広場」にはピクニック広場、わんぱくの森、ゲームの森、スポーツの森、自由広場などがある。 公園中央には、自然観察センターがある。湧水のしくみを知り、またいろんな鳥の声を楽しむバードガーピングやホタル博士になれる情報もいっぱいある。なお、6月頃の土・日曜日には、ほたる観察会(往復ハガキによる申込)が同センターにより行われている。西口付近には、バードウオッチングの施設が完備されている。
東京都三鷹市大沢2・3・6丁目
おとめ山公園
江戸時代には将軍家の狩場として立入禁止にされていた。自然の湧水と樹林など武蔵野の面影をのこしている。
大田黒公園
ドビュッシーやストラビンスキーの名を初めて日本に紹介した音楽評論家・大田黒元雄氏の屋敷跡を公園として整えたもので,小川と池を配した日本庭園の景観は見事。特に,庭園の池畔から眺める記念館はうっとりするほど。園内には,樹令70年を超えるイチョウ並木や,ケヤキ・アカマツ・シイノキなどの巨木がうっそうと繁り,散策の情緒を一層ひき立ててくれる。
哲学堂公園
井上円了の道場跡。武蔵野の面影を色濃く残す。
戸山公園(交通公園)
遊びながら交通知識や交通道徳を身につけるための児童公園。
四季の路
新宿区役所の向かい側,旧都電の軌道跡に設けられた全長260mの遊歩道公園である。大理石を敷きつめた散歩道の両側に約3000本の樹木が植えられ,ビルの谷間の小さなオアシスとなっている。
北江古田公園・調節池
江古田川に面し,水害防止のための調節池の機能をもつ
■ Next ■