新宿御苑
神宮外苑の西北部に所在し,明治12年5月新宿植物御苑となり戦後一般公開された国の庭園。旧正門(千駄ケ谷門)付近の整然としたフランス式庭園から,中央の広々とした大芝生(イギリス式自然風景園)を経て,池泉回遊型の日本式風景園に至るスケールの大きな名園で,土・日曜ともなれば都民のオアシスとしてにぎわいをみせている。
明治神宮内苑
武蔵野の雑木林を利用した野趣味豊かな日本式風景園。とくに,全国のショウブを集めたという全長200m余に及ぶショウブ田が花で埋まる6月中旬から7月上旬は緑の樹林と花ショウブの清楚な姿が格別である。
東京都渋谷区代々木神園町1-1
(2) JR原宿駅から徒歩で
(3) 明治神宮前から徒歩で(東京メトロ千代田線)
(4) 参宮橋から徒歩で(小田急線)
甘泉園公園
徳川御三卿の一つの清水家下屋敷跡。現在の面積約1万400平方m,山吹の井とも呼ぶ池を中心に広がる回遊式泉水庭園である。南端には流鏑馬で知られる水稲荷神社が鎮座し,旧境内にあった富士塚が移築されている。
大田黒公園
園内には池があり,800本余りの樹木があり,数寄屋造りの茶室と大田黒元雄(音楽評論家1893年〜1979年)の記念館がある。