玉造温泉
松江市の西南約8km,三方を山に囲まれた温泉で,宍道湖に注ぐ玉湯川に沿って旅館が軒をつらねている。近代的なホテルのほか,白木造りの純和風旅館もあり,ツツジを眺めながら,庭の中の露天風呂にゆっくりつかれる宿もある。各旅館は味に力を入れており,コイの姿造り,松葉ガニ,モロゲエビ,スズキなどが名物料理。温泉の東部にある標高199mの花仙山を中心とする丘陵には,良質の青めのうが産出し,現在は,青めのうを主体としてみやげものになっている。
さぎの湯温泉
月山のふもと,飯梨川の川岸にある田園温泉。戦国時代には月山城主尼子氏の御殿湯として栄えたことでも知られ、その昔、一羽の白鷺(しらさぎ)がこの湯で脚の傷を癒したという逸話も残されることからこの名前が付けられたとされている。温泉街の中に,足立美術館がある。
松江しんじ湖温泉
泉温77度の効能豊富な天然温泉。宍道湖や日本海の魚介類を旅館やホテルで味わうことが出来る。旅館,ホテルは宍道湖北岸にならぶ。宍道湖の眺望はすばらしく,湖上に浮かぶ嫁ヶ島,秀峰大山をはじめ中国山脈の山並みを背景にした四季の移り変わりが味わえる。特に朝夕の眺めが抜群。温泉街には一畑電鉄松江しんじ湖温泉駅のターミナルがあり大社,出雲市方面や市内観光地へのアクセスに大変便利。
出雲湯村温泉
斐伊川の中流、奥出雲の山里に湧く温泉。出雲国風土記によれば、古より「薬湯」と呼ばれ「一たび湯浴みすればすなわち身体和らぎ、再びすすげばすなわちよろずの病のぞこる」と記されており、古くから効能の高い温泉として有名。アルカリ単純温泉。泉温43℃。
海潮温泉
斐伊川の支流、赤川の谷あいに古くから湧く温泉で、約1,300年前の「出雲国風土記」にも記載のある歴史ある温泉。泉質:ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 泉温:45.9℃ 施設:旅館2軒、日帰り入浴施設2軒
お湯かけ地蔵足湯
一畑電鉄「松江しんじ湖温泉駅」前にある足湯。無料で楽しめる。松江しんじ湖温泉旅館街の入口にあるので宿泊したときも便利。
鹿島多久の湯
岩風呂とヒノキ風呂の内風呂には、サウナ・露天風呂がついています。
亀嵩温泉
玉峰山の麓に湧き出す薬効高い温泉です。平成13年4月28日オープン。同町は「砂の器」の舞台の地でもあり、平成16年にはTBSドラマで再びリメイクされた事もあり、昔からのファンの方が全国各地からお見えになられます。
八雲温泉
松江市の南郊外,八雲村熊野に湧出する45℃の温泉。泉源は一つで,神経痛,筋肉痛,関節痛,慢性消化器病,疲労回復,きりきず,火傷,慢性皮膚病などに効能があるとされている。 泉源は,熊野大社から上流へ1,500mの位置にあり,これを利用した健康増進施設「ホットランドやくも」と露天風呂があり宿泊もできる「ゆうあい熊野館」がある。
来待温泉
宍道湖に注ぐ来待川に沿って2kmの山あいに湧き出ている。戦後発掘された温泉であり,あまり知られていないが,慢性リュウマチ,神経痛,関節炎治療の湯治客に利用されている。泉温は16〜18℃の鉱泉で,追い焚きをして利用している。
■ Next ■