たたら製法から高炉を使う近代製鉄法へ移行期の技術史にスポットをあてた展示場である。槙原たたらに残されていた当時の角炉を、仁多町が復元整備した。この角炉は、約10年間にわたり約4000トンの銑鉄を生産していた。建物の中はたたら場、水車、吹子場からなり、当時の操業風景を再現している。