足立美術館庭園
近代日本画を中心とした美術館で,自然環境を生かした1万3千坪の純日本風の庭園は,枯山水庭,白砂青松庭,苔庭,池庭など館内至る所から異なった風情を楽しめる。春はツツジ,夏は新緑,秋は紅葉,冬は雪景色と,四季を通じて美しい。米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」で、平成15年から6年連続日本一に輝いた。
由志園
山陰一の規模を誇る回遊式庭園。牡丹の花が有名。
松江イングリッシュガーデン
英国の伝統的な造りで、10の区画から構成された英国式庭園。500種類の植物が四季折々の姿で迎えます。
島根県松江市西浜佐陀町330-1
(2) 松江しんじ湖温泉から列車で
清水寺光明閣書院庭園
京都の清水寺に似た構えで,桜,カエデなどが多い。約3万坪を借景にする広大有限な庭園である。玉落ちの滝や一文字池を配し、周りは老杉に囲まれ古代庭園の格調の高さを誇っている。
清水寺蓮乗院庭園
不昧公ゆかりの古門堂と厳松軒の二つの茶室が有名。茶庭は自然を生かした立体式で、山陰でも珍しい沙羅双樹の大木がある。
雲樹寺庭園
回遊式庭園で5月のツツジ(ヨドガワツツジ200本)の咲き乱れる季節は特に美しい。
乗光寺庭園
乗光寺は、高野山真言宗派で、創建は平安時代末期の古い歴史があり、貴重な文献,資料を保存しています。その庭園は、富田城を築城した悪七兵衛、平景清の築庭といわれ枯山水式で有名です。本堂左側の金毘羅宮に合祀される十二所権現は,尼子との合戦の際,毛利元就により京羅木山に奉祀された歴史があります。山門には樹齢500年の大銀杏があります。
木幡山荘
広さ33,000平方m(1万坪)、町からわずかに入った所にあるが深山を思わせる雰囲気の中にある。現在は八雲本陣記念財団が蒐古館と併せて公開している。
絲原家庭園
絲原家は,藩政時代奥出雲における藩主の本陣で,自然の森林を借景とした出雲流庭園で,映画・テレビの「絶唱」のロケ地となった。
櫻井家日本庭園
この庭は、享和3年(1803)、松江藩七代藩主松平治郷(不昧公)の御成の迎えたときに造られた。岩肌に流れ散る滝の「きれいさび」は、いたく公の興をさそい、「山深み流れてこの世のにごりをば、しるとも見えぬ滝のいわなみ」と詠まれ、「岩浪の庭」(がんろうのにわ)と名付けられました。庭の飛石も、公の来駕に備えて普通より大き目で低く、沓脱に近い大石は輿を置く役石も兼ねている。公は借景の山を「寿宝山」(ほうじゅざん)と呼び、心洗われる一刻を楽しまれたと云う。池の水面に突き出して見える草庵は、後年、南画家「田能村直入」が当家に逗留したとき意匠して作り、「菊掃亭」(きくそうてい)名付けた茶席である。
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