八重垣神社
素盞嗚尊と稲田姫を祀る。本殿は大社造,平安末期の板絵神像は神社の障壁画としては最古のものといわれ、重文。鏡の池は占い用紙に硬貨をのせて縁結び占いができます。
玉作湯神社
奈良時代に完成された出雲国風土記に玉造湯社と記されている古い神社で式内社。櫛明玉命(玉造の神)、大名持命(国造りの神)少彦名命(温泉の神)を祀る由緒深い神社。境内に古代住居を模した収蔵庫があり、玉作跡から出土した玉類をおさめている。近くに玉造温泉がある。
美保神社
漁業・海運・商売の神,事代主命と美穂津姫命を祀る。代表的神事として,青柴垣神事と諸手船神事がある。また収蔵品として諸手船,そりこ,奉納鳴物等重要民俗資料あり。
清水寺
尊隆上人開基の天台宗の古刹。厄払いの観音霊場で,老杉に囲まれた広い境内に多数の堂宇が建つ。重文の根本堂,山陰で唯一の総ケヤキの三重塔がある。
熊野大社
古代出雲人の崇敬を集めた社で祭神は素盞嗚尊。鑽火殿での亀太夫神事は有名。
神魂神社(大庭の大宮)
天穂日命の創建で,出雲国造家の斎場として栄えた。乱れ積の石段上の本殿は現存する大社造りの社殿のうちでは最も古く国宝。
佐太神社
出雲風土記に載る古社。大社造の三殿並立の本殿は重要文化財。祭礼は年に75回にのぼるが9月24日の御座替神事と,11月20日から25日までの神在祭りが有名。
須我神社
須佐之男命(スサノオノミコト)、稲田姫(イナタヒメ)が造ったとされる「日本初之宮」。この宮を包むようにして美しい雲が立ち上がるのを見て、命が「八雲立つ 出雲八重垣妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を」と歌を詠んだことから、大東町須賀の地は「和歌発祥の地」とも言われている。毎年9月28日の例大祭には海潮神代神楽が奉納される。
華蔵寺
枕木山の山頂近くにある臨済宗の古刹。かつて11坊を数え隆盛を極めたといわれ,そのたたずまいを残す。
普門院
松平氏の祈願所として栄えた天台宗の寺。往時の面影をしのぶ,茶室観月庵は有名。
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