鬼の舌震
国の名勝・天然記念物にも指定されている。大馬木川の急流による浸蝕でできた渓谷で,断崖や巨岩怪石が見事。名前の由来は出雲国風土記による
加賀の潜戸
地殻変動と海蝕作用で生じた洞窟で,新潜戸と旧潜戸がある。旧潜戸の内には,地蔵尊が祀られ石積みの供養塔があって賽の河原とよばれる。名勝天然記念物
大根島の熔岩隧道第2熔岩トンネル竜渓洞
この熔岩トンネルの内部の模様は遅江の第1熔岩トンネルに劣らぬほど珍しいもので,内壁には鍾乳石や玉滴石なども見られ岩肌には熔岩流出のあとがあざやかに残っている。昭和八年に発見,昭和10年に天然記念物に指定。
多古の七ツ穴
多古鼻の絶壁に海蝕でできた洞窟。合計9個あり,小舟で洞内に入れるが,海上から7個が見えるところから多古の七ツ穴と呼ばれている。
築島の岩脈
多古鼻の東にある築島の凝灰岩から成る岩脈。多数の岩脈が入りくんだ複雑な様相が珍しい。天然記念物
出雲赤壁
美保の北浦にある高さ132m,幅70mの大絶壁。
大根島の熔岩遂道(鍾乳石)
玄武熔岩中に生じたトンネルで貴重な地質学的資料。底部は水が溜まりメナシウオなどが生息する。国指定の特別天然記念物