
年金(公的年金)は大きく分けて、国民年金・厚生年金・共済年金の3種類になりますが、更に共済年金は3種類に分かれており、現段階で は下記の5つの年金制度があります。
- 国民年金
- 厚生年金保険
- 国家公務員共済組合
- 地方公務員等共済組合
- 私立学校教職員共済制度
以前は、農林漁業団体職員共済組合があり、共済年金は4種類ありましたが、平成14年4月から農林漁業団体職員共済組合は厚生年金保険へ 統合されましたので、現在は上記の5種類です。
この中でも
国民年金は土台(基礎)になる年金で、
職業に関係なく日本に居住する20歳以上 60歳未満のすべての人が加入することになっています。

その国民年金という土台の上に
- サラリーマン(民間企業に勤務する人)は厚生年金に加入
- 公務員等は該当する各共済組合に加入
の2階建ての年金制度になっています。
基本的には2階建ての年金制度ですが、任意で加入する「国民年金基金」や勤めている企業により「厚生年金基金」(加入している会社もあ れば、未加入の会社もあり、会社により異なります)のように上乗せするできる
年金基金があります。
その場合は3階建 てということになりますね。
自営業 |
サラリーマン・公務員 |
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厚生年金基金 |
3階 |
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国民年金基金(任意) |
厚生年金・共済組合 |
厚生年金・共済組合 |
2階 |
国民年金 |
国民年金 |
国民年金 |
国民年金 |
1階 |