武家屋敷通
武家屋敷の状態は原形をほぼ残しているもの12戸、面影をとどめる程度のもの87戸、家主不在38戸、家主ときおり帰宅、荒廃しているもの15戸、計152戸。旧武家の戸主によって結成されている自由団体(曙会)が自主的に維持管理を助言・指導している。
瀬利覚
奄美群島の沖永良部島の南西端に位置する集落である。付近一帯は苔むす切り石垣によって整然と区画され、石畳の歩道がある。民家はかっての主屋、ナカヤ、トーグラなど分棟式居住様式が色濃く残る。周囲は珊瑚礁の石垣慎はりめぐらし、榕樹や福木を植えて台風に備えている。
与論銀座通り
飲食店、お土産品店が軒を連ねる。また、毎年5月のGW時には「銀座通り感謝祭」が催され、多くの人々で賑わいをみせる。
竹富島の町並み
竹富島の民家は石垣に囲まれているため軒から下の部分は目立たない。よって民家の屋根が集落景観の大切な要素となる。竹富島の場合、民家の屋根の大半は赤瓦葺である。これはこの地方の風土条件の下で発達したもので、雌瓦と雄瓦をかぶせ、漆喰で固め、強風で瓦が飛ぶことを防いでいる。瓦の赤褐色と漆喰の白色のコントラストが鮮やかである。さらに赤瓦の上には魔除けの獅子「シーサー」が置かれる。昭和62年4月28日重要伝統的建造物群保存地区に選定される。
波照間島
波照間島は八重山諸島南端の島で、民家は珊瑚石灰岩の石垣とフクギの屋敷林に囲まれ、赤い瓦の屋根が美しい。島は、北部落、南部落、前部落、名石部落、冨嘉部落の5集落から成るが、増産を目的とした琉球王府の命によって幾度か分村を余儀なくされ、多くの人が他島へ移された歴史がある。
祖納集落
与那国島の中心となる集落。ナンタ浜や