金山海岸
江戸時代、藩政の頃に銅をはじめ金や銀を採掘した跡をみることのできる歴史のある海岸だ。周辺には松島、立髪などの名がついた大小5つの岩礁が海中から突き出しており、風光明媚な絶景スポットとして知られている。この海岸から見る、東シナ海にゆっくりと沈んでゆく夕陽の美しさもまた格別である。
赤山公園のなごみの塔
竹富島の中心にある赤山公園の丘の上に立つ「なごみの塔」。人一人がやっと通れる幅の急な階段を上がると、頂上から昔ながらの赤瓦屋根の集落や集落内を回る水牛車が一望でき、撮影スポットとして絶好のポイントが現れる。また緑のあふれる公園には、星見石や太鼓石などの変わった石も見ることができる。
海人公園
「海人」と書いて「うみんちゅ」と読む。小浜島の細崎漁港の側にある公園で、ここの一番のシンボルはマンタの展望台だ。展望台に上がると、大海原に浮かぶ緑豊富な西表島が一望できる。また、公園内には、ブランコや滑り台、トイレがあり、ファミリーが旅の途中に休憩を兼ねて訪れるのにちょうど良い。
忘勿石の碑
太平洋戦争末期、波照間島住民1590名が強制疎開させられ、多くの人がマラリアで亡くなった。当時国民学校の校長で、多くの生徒を亡くした、識名信升氏が戦時中に砂岩に刻み、平成4年に立てられた。悲しい歴史が残した爪痕を胸に刻んでおこう。ガイドは平田さんに。干潮・満潮時を調べてから行こう。
節さだめ石
昔、農業をしていた小浜島の人々にとって、十二支の順に穴がほられたこの「節さだめ石」が重要な役割をしていた。それは、その石の穴と星(群星)との方角等によって農作物の作付時期を定めていたからである。現在この石が設置されている場所は、綺麗に整備され1972年8月30日に史跡として指定された。
トウマビーチ
看板がなく少し分かりづらいが、ビーチへ続く道路は1本しかないので大丈夫。「林道久岳線終点」の看板を見つけたら、その手前を左に曲がろう。砂浜に続く道がある。車では入れないので要注意。浜に下りると、サラサラとした砂と透明な海水に思わず歓喜の声があがる。 ただし、キャンプやたき火は禁止。