マリンビューワーせと
瀬戸内町と加計呂麻島に挟まれた大島海峡の透明度と珊瑚の美しさは、多くのダイバーたちの憧れ。その珊瑚群を船に乗ったまま遊覧できるのがこの半潜水式水中観光船。テーブル珊瑚や花珊瑚の合間を色鮮やかな熱帯魚たちが舞い踊る様は、まさに竜宮城の世界。約20分の水中散歩の間はまるで夢を見ているようだ。
馬立の岩屋
10代島主種子島幡時は修験道の犬神使いで、その修行の地がこの辺りであったことから名付けられた犬城海岸。その北端に、海水で満ちることのない洞窟が佇む。中へ入ると、小さな鳥居とほこらがあり、幡時が祭られている。馬立とは、行方不明になった幡時の帰りを立ったままで待ち続けた愛馬に由来を発する。
観光遊覧船おとひめ
全長16・51メートル、幅4・23メートル、定員25名の観光遊覧船。7〜9月はナポレオン岩などの奇岩が点在する下甑嶋西海岸を遊覧する観光コース、10月〜6月は近海区域で海釣りができる船釣コース(料金等要問合)が楽しめる。7月頃には海上からも愛らしいカノコユリの群生を見ることができ、とても美しい。
パスポート
与論は、島全体で「ヨロンパナウル王国」(「パナ」は花、「ウル」はサンゴ)という独立国を形成。そしてヨロン島観光協会こと「パナウル王国・総理府」で発行しているのがこのパスポート。王国認定観光施設の入場割引など、特典がいっぱい。パナウル王国に入国したら、まずこのパスポートを手に入れよう。
ジャラン アート
天然石や麻、貝殻、トンボ玉、ビーズなどを使った南国風のアクセサリーが多く並ぶこのお店では、オシャレなモノがいっぱいある。しかもほとんど全部手作りで、かつそのセンスの良さに驚いてしまう。またオーナーが描いたポストカードも色鮮やかでとても可愛い。旅のハガキとして買って友達に出してみよう。
米崎ビーチ
伊平屋島の南側、野甫島へ続く野甫大橋の手前に広がる米崎海岸ビーチ。近くにモクマオウが生い茂るキャンプ場があり、トイレや温水シャワーの設備が整っている。ビーチは、東側、西側、南側の3ヵ所にありそれぞれが違った雰囲気。おすすめは南側の白い砂浜が広がる遠浅のビーチ。波が穏やかで透明度が高い。
慶留間島
阿嘉島との間に橋が完成し便利さを増した慶留間島は、とても静かな村。唯一の集落は島の南側にある。唐船の時代に船頭の村として発達したとされ、当時の面影を赤瓦の船頭屋敷、高良家(重要文化財)が今に伝えている。集落以外は森が多くを占め、ケラマジカが生息している。集落にも時折現れることがある。
与那国馬ふれあい広場
この島にしかいない在来馬の与那国馬。東崎あたりで牧草を食べている与那国馬には触れられないが、ここ、ふれあい広場の馬は名前が付いているので呼ぶと喜ぶし、なによりも調教が施されているので乗馬が可能。手綱の使い方を30分ほど習えばもう乗馬の時間。また夏になれば海で馬と遊ぶことが可能だ。
ガーデンパナ
ここで作られているのは調味料やお茶だが、原材料が蘭の花や島の野草、ハーブなどと面白い。その全てが手作りで、添加物も使われていないので安心して料理に使える。なかでも12種類の香辛料・野草・ハーブなどを組み合わせて作った『チャンプルの素』は瓶詰めにて販売。ゴーヤチャンプルーによくあう。
くじらの展望台(稲崎展望台)
クジラの通り道といわれる慶良間諸島と渡名喜島の海が一望できるので、1〜3月頃には高確率で、遠目ながらも肉眼でクジラの姿が確認できる。運が良ければ、彼らが息継ぎをするために一気に海面へ上がってくる瞬間を見られるかもしれない。ちなみにホエールウォッチング協会の人たちも毎日観察している。