群倉
奄美独特の高倉の群落。高倉とは、大木の丸太柱4本で屋根を支え、壁はなく、地上50cmほどのところを四方に屏をめぐらした構造で、屋根はカヤぶき、屋根裏を倉庫として殻物を貯蔵するいわば高床式の殻物倉庫。昭和54年に復元されたもの。
鹿島離島住民生活センター
旧藺牟田漁業協同組合。RC造2階建、建築面積116平方メートル、昭和5年建設。平成13年8月28日、登録有形文化財に登録された。
古市家住宅
1846年建立とされる古市家住宅は種子島に現存する最古の建築物で,建造物重要文化財として国の指定をうけています。近くには,日本一の大ソテツ(樹高)も見ることができます。
屋久島燈台
南方から日本に帰る船舶を誘導する位置にあり,風景が美しい。永田岬の突端にあり、1897年(明治30年)に建てられた日本でも古い白い灯台で、光源は1,000w、40km先まで光りが届く。目の前は東シナ海が広がり、正面に口永良部島を眺める景勝地。灯台下は好釣場として遠方からの釣り客に人気がある。
群倉(南方型古代建築 高倉の集団)
古代南方型建築様式で造られた高床式倉庫の群落地。湿気やネズミの害から穀物を守る倉庫としての高倉は釘を全く使用しない独特の建造物である。現在、残された5棟が県文化財指定を受け保存されている。建築学、民俗学的にも貴重。
鹿児島県大島郡大和村大和浜
戸森の線刻画
三畳敷きほどの白いキャンパスを拡げたような二個の巨岩に船・弓・矢などが描かれている。
鹿浦小学校奉安殿
戦前の皇民化教育を象徴する建造物で、太平洋戦争の終わるまでは、教育勅語と御真影その他重要書類を保管してました。側面には弾丸の跡が現在にも残っており、戦争の激しさを今に伝えています。平成19年8月に平和教育の為、貴重な文化財として国指定登録文化財に登録されました。
高倉
高倉は昭和初年頃まで、地域の富裕な米作農家の穀物を貯蔵する倉庫として使われていました。高倉は、風通しが極めて優れていて、4本の柱にはネズミ返し(ネズミ除けの滑り)が施されており、材料が島産の木・竹・カヤで、クギを1本も使わない組み立て式の構造になっている。その建築様式は建築学や民俗文化の面からも注目され、当時の生活の知恵を今に伝えてくれています。
権現堂
石垣島にある沖縄最古の木造建築。四脚門が沖縄独特。1771年の明和の大津波で破壊されたが、1786年に再建された。国指定の重要文化財。
宮良殿内
1819年松茂当演が建造した赤瓦屋根の豪壮な士族屋敷。沖縄における殿内構造の唯一の遺跡。石灰岩の巨石を配した京都風の枯山水庭園がある。なお、この庭園は、首里の代表的庭師、城間親雲上が造園したと伝えられる。
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