ときめきビーチ(淡輪海水浴場)
大阪難波から電車で1時間、大阪の最南端に程近いときめきビーチ(淡輪海水浴場)は、広々とした白い砂浜と水がきれいなビーチ。古くは紀貫之の「土佐日記」や「万葉集」にも登場する岬町の海岸のひとつで、近隣の長松海岸やせんなん里海とともに白砂青松で有名な景勝地として親しまれてきた。現在は、3月下旬から6月上旬にかけては潮干狩り、7月1日から8月下旬までは海水浴場として大勢の人でにぎわう大阪屈指のリゾートビーチ。砂浜には、競技用を含むいくつものビーチバレーコートが設けられていて、本格的にビーチバレーを楽しめる。夏の海水浴シーズンには、「淡輪駅」からのシャトルバスも運行している。
ぴちぴちビーチ(箱作海水浴場)
大阪府の南部、南海本線箱作駅を降りて徒歩約15分。「ぴちぴちビーチ」の愛称で親しまれている箱作海水浴場は、青い海と白い砂浜が美しい人工の海水浴場。晴れた日は淡路島や関西国際空港、明石海峡大橋などが眺められる。海水浴場として運営される期間は例年7月1日〜8月31日。ビーチは長さ700m、奥行き80mほどだが、バーベキューコーナーやビーチバレーコート、海の家やシャワー設備なども備えられており、家族連れやグループなどが毎年多く訪れる。8月上旬頃には、大阪(阪南)マリンフェスティバルとして、ビーチバレー高校生男子の全国大会、「全日本ビーチバレージュニア男子選手権」が開催され、全国の男子高校生たちによる熱戦が繰り広げられる。
二色の浜海水浴場
南海本線二色浜駅で下車し、徒歩10分。大阪市内から1時間弱という便利さが人気の海水浴場。4月上旬から6月上旬までは潮干狩り、7月1日から8月31日は、海水浴場となる。親子連れはもちろん、ウインドサーフィンやジェットスキーをする若者など海辺を楽しむ人でにぎわう。バーベキューを楽しめる施設もある。二色浜の「二色」とは、約1km続く砂浜の白と海岸線の松林の緑のこと。その風景の美しさは、昔から名勝として知られていて、「大阪みどりの百選」にも選ばれている。海岸を散歩しながら、大阪湾に沈む美しい夕日を眺めよう。
タルイサザンビーチ
南海本線樽井駅徒歩10分、「サザンビーチ」の愛称で親しまれている、りんくう南浜海水浴場。関西国際空港の対岸に位置する白い砂浜とヤシの木が美しい人工ビーチとしてよく知られる。遊泳区域外には、加入者のみが利用できるウィンドサーフィン専用エリアも設けられ、マリンスポーツにも最適。また、ビーチから、りんくうタウンや関西国際空港、そしてそれらを結ぶ連絡橋が見渡せる。海開きは7月初旬から。
長松・小島海岸
みさき公園イルカ館前から長崎突端までが「長松海岸」にあたる。海岸沿いには「水際道路」が続いている。道のあちこちに階段が設置されており、そこから海に降りることができ、自然のままの岩場で海を眺めたりすることができる。どちらも海や自然を楽しむのに最高の場所だ。
大阪府泉南郡岬町深日・淡輪、多奈川小島